東京都足立区 有限会社西本工務店 新築住宅・注文住宅・店舗のデザイン・設計・施工



         



●外断熱通気工法●

 木造建築は本来、日本の風土に合った長持ちする建物なのです。(例えば法隆寺や正倉院など千数百年以上の木造建築が現存しています。)

 しかし、昔と今では暖房の仕方が決定的に違っています。昔は火鉢やコタツや囲炉裏など局部的に暖を取るもので、家自体も隙間の多い造りでした。そのため、屋外と室内の温度差も小さく結露が発生する事がなく建物も長持ちしたのです。

 現在の住宅をみてみると、室内の空気を暖房するようになっているのが分かります。そして、アルミサッシ等の技術進歩により、建物の隙間も小さくなり、そして暖房効果を高めるために壁内に断熱材を入れ、『高気密・高断熱』という考え方になりました。

 しかし、『高気密・高断熱』の場合、気密層(防湿層)をきちんとした位置に設けないと、壁内結露のカビなどによる健康被害と、建物の短命化を引き起こしてしまうといった問題点があります。

 では、どのように結露を防止をするのかというと、まず、室内の水蒸気を含んだ空気が壁内に侵入するのを防ぐ必要があります。そして、断熱材を隙間なく、かつ、気密層(防湿層)を壁全面に設けることが基本です。しかし、気密層(防湿層)の施工を入念に行っても、水蒸気を含んだ空気が壁内に侵入するのを完全に防ぐことは難しいので、壁内に侵入した水蒸気を外気等に放出させるための処置として、断熱材の外壁側に上下部が外気等に通じている通気層を設けるという方法が考えられます。これが通気工法です。

 そして、外断熱をおこなうことにより、隙間無く一定の厚みの断熱材で家をくるむことができ、断熱層のムラができません。(断熱材が建物の外周を切れ目なく連続するので、断熱性能も内断熱に比べて仮に同じ断熱材を使用したとして20〜30%もアップします。)これが、右図のような『外断熱通気工法』です。

 上記のように、『外断熱通気工法』のメリットはいろいろありますが、ひとことで言えばからだに優しく、快適ということです。基礎を断熱し外壁、屋根をすっぽりと外断熱でくるむと建物内の温度は均一化します。ある一定の温度になるように暖房すると構造体の温度もその温度になります。従ってどの場所へ行っても温度差が小さくなります。例えば、室温が18℃で外壁に面する構造体が10℃の場合、10℃の輻射熱が伝わり寒く感じるのです。室温18℃で構造体もその温度になっていると寒さを感じません。外断熱は構造体の温度が室温と同じようになる断熱方法なのです。
 


法隆寺



囲炉裏にて暖を取る





【外断熱通気工法】





【従来の内断熱工法】
 



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